森の中では、キツツキの仲間のオオアカゲラが子育ての真っ最中。 よく観察していると、親は巣穴の近くまできても、すぐには雛に餌を与えません。 この行動は、雛の巣立ちが近い時期の特徴です。 雛にとっては、巣穴から飛び立つには勇気がいることなのです。 でも、親からなかなか餌をもらうことができないので、 空腹に耐えきれなくなり、ついには飛び立つのです。 この日の夕方には2羽の雛が無事巣立っていきました。